高齢者住宅企画室 - Concept

　本ウェブサイトを通じてご提案し具体的に提供することとなるサービスは、次のような考え方（コンセプト）がベースにあります。
　わが国は先進国のなかでも最も高齢化が進んだ社会となっています。
①その当事者である「高齢者とそのご家族」にいかに貢献するか
②超高齢社会となっている「地域」にいかに貢献するか
③さらにそうした社会に直面している事業者（企業等）にいかに貢献するか
　この3点からスタートし、それらと関連するキーワードや取り組むべき課題と目指すべき目標をコンセプト図として表すならば、次のようなものとなります。

　ここで、「高齢者と家族」及び「地域」との関係で求められるキーワードとして、「バリアフリー社会」が挙げられ、「地域」と「事業者」との関わりにおいては、「経済の活性化」ということが求められるのではないかと考えます。
　そして「事業者」と「高齢者及びその家族」との関係においては、高齢者等のニーズに事業者がどのように応えるか、そこには「シニア向けビジネス」といったものが求められていると思います。例としては医療や介護をはじめとして、当ウェブサイトでも触れている高齢者向け住宅などもその一つとなりましょう。
　しかし考えなければならないことは、単にバリアフリーの建物を建てればよいというのではなく、高齢者が住み慣れた地域で尊厳のある生活を続けられることが重要です。そのためには、地域で高齢者とそのご家族を支えていくという「まちづくり」の視点も必要となってきます。
　また、高齢者住宅を建て運営したり、介護サービスを提供する事業者においても、そこで働く人も含めて持続可能な健全経営が求められます。そのためには長期（少なくとも30年）的な構想・計画に基づく取り組みが必要となります。
　このような、まちづくりの思想や健全経営が実現してはじめて、高齢者とそのご家族にとっても安心な生活を享受できる社会になると考えております。
　このように捉えるとハードルはかなり高いのですが、高齢者とそのご家族、地域、事業者等それぞれ置かれた立場・環境・条件は異なりますので、部分最適ではなく、極力「全体最適」を目指したコンサルティング・コーディネートサービスを提供していきたいと考えております。