ごあいさつ
先代より引き継いで早や20年以上となりました。入社当時は、ちょうどパソコンの黎明期といってもよく、NECのPC-9801(キューハチ)が発売された年でした。
ところが、入社して初めて触れたパソコンはNECやFUJITSU製ではなく、今や知る人ぞ知る(と言ってもよいでしょう)SORD(ソード)社のM23というマシンでした。当時、他社のPCがBASIC言語でプログラミングしなければ使えなかったのに対し、唯一、SORD社のPCだけは、今でいうEXCELのように使えるPIPS(ピップス)という簡易言語(コマンド)で動かせたのでした。
表示はアルファベットとカタカナのみでしたが、キーを2、3回叩いてエンターすればデータの並べ替えやグラフを作れるのを見て、当時オフコンのプログラマーをされていた方は腰を抜かさんばかりの驚きようでした。間もなく、コマンド一発で縦線が引けるようになったのを見て、またまた驚かれていたのを鮮明に覚えています。
このSORD社のPIPSに出会わなければ、私はコンピューター落ちこぼれになっていたと思います。本当にラッキーでした。そしてまた当時、ほぼ同じ頃にマネジメントゲーム開発者の西順一郎先生との出会いもありました。これまた私にとっては非常な幸運と言ってもよいと思っております。このきっかけとなったのは、弊社を設立された先代、先々代の青島富雄先生、原田盛夫先生(お二人とも中小企業診断士)との出会いであり、ほんとうに感謝してもしきれない想いがあります。
そんな訳で私のコンサル人生は、パソコンのビジネス活用指導とマネジメントゲームによる社員研修でスタートしたのでした。その後私も中小企業診断士を取得し、あるコンサルタントグループのFCとなってノウハウ充実を進めたり、医業経営コンサルタントの資格を取得(4年間保持したが5年目の更新は断念)したりで、様々な仕事をさせていただきました。
これまでに学ばせていただいたノウハウを皆様へのお手伝いで還元できているかというと、もっともっとお役立ちできるはずとの想いが募ります。
「ごあいさつ」のはずが、ほとんど自己紹介に終始してしまいましたが、どこか共感できる部分を感じられましたなら、一声かけていただければ幸いです。
経営理念とは少し異なりますが、「お客様の喜びをわが喜びとする」をモットーに、後悔のないお手伝いを心掛けております。よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 野崎晴行(中小企業診断士)
お問い合わせは→info@crea-m.net まで、お気軽にどうぞ!
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